みなさん、こんにちは。
ブックオフがが発表した6月の月次速報によりますと、国内のブックオフの直営店全店の売上高は前年同月比9.8%増、リユースの直営店全店の売上高は10.1%増に。売上増の原因は下記のようです。
■「BOOKOFF」
・商品タイトルごとの需給バランスを反映した値付けオペレーションの改善
・単行本やコミック、CD、DVDの売上高も前年を上回った
■「リユース」
・スポーツ用品・アクセサリー・腕時計・ブランドの売上高が前年を上回った
最近のブックオフの値付けを見ると、一昔前までの値付けとは全く異なりますね。
以前は本の場合は、『100円(税別)』と『定価の半額に50円~200円を加えた額』という2パターンがほとんどでしたが、今では5~10パターンの小刻みな価格設定になっています。
この細かい価格設定は、せどり対策であり書籍販売No.1のAmazonへの対抗措置でもあります。
ブックオフにとって売上増という明るいニュースですが、
反面、暗いニュースもあります。
フランチャイズ店舗の減少です。
ブックオフは直営店とフランチャイズ店(以下、FC店)がありますが、
FC店が減っているのです。
ブックオフが7月6日に発表しました「平成 27 年 6 月 月次の売上状況について」の
店舗数推移をみるとFC店の店舗数が減っているのが読み取れます。
4月:524店
5月:497店
6月:492店
直営店の店舗数は微増の傾向にあるなかでFC店の減少が続いています。
この先の店舗数がどう推移するのか、注目していきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。