コラム:ブックオフが単品管理を導入、その狙いと対策を考える

みなさん、こんにちは。

 

(以下、8分前後でお読みいただけます)

 

今日のブログでは、ブックオフが導入している『単品管理』について書いてみたいと思います。

 

 

■単品管理とは

 

『単品管理』とは商品を一点ずつ管理することで、「何が売れているのか」「何が売れ残るのか」などを販売データから読み取り、売上の増加につなげる商品管理のひとつです。単行本を例にあげると、単行本全体として管理するのではなく、単行本の商品一点一点を管理することを指します。この『単品管理』をブックオフでも導入しています。

 
■単品管理の狙い 
 
では、なぜブックオフが『単品管理』を導入し始めたのでしょうか。理由は、従来の2段階の値付けがお客様に支持されなくなったからです。
 
ブックオフの店舗ではまずは本を定価のおよそ半額で販売して、売れ残った本を税別100円で販売するという値付戦略をとってきましたが、これがお客様に支持されなくなったことが考えられます(例えば、定価1,500円の本の場合はまずは定価のおよそ半額の750円~850円で販売して売れ残ったら税別100円で販売)
 
欲しい本がブックオクで100円で販売されていないから、アマゾンやヤフオクで買った。このような経験は誰しも一回はあるのではないでしょうか。ブックオフの店舗よりもアマゾンやヤフオクなどのようなネット販売では、より安く買うことができるので、定価の約半額という"高い"本は敬遠される傾向にあります。
 
ブックオフでは単品管理により販売価格を従来の2段階から5段階に細分化しました。ブックオフオンラインの販売データを参考にして値付けを行っているようです。
 
■単品管理、その対策
 
では、次にブックオフで転売・せどりを行う人にとっての対策を考えてみたいと思います。
 
1、単品管理を導入していないフランチャイズ店で仕入れを行う
 
単品管理はブックオフの直営店で導入しており、フランチャイズ店は導入していない店舗がほとんどです。ならば、フランチャイズ店での仕入れにシフトしていきましょう。フランチャイズ店は直営店よりも値付けがやさしかったり、サービス券を定期的に配るなどをしている店舗が多い傾向にあります。
 
なお、直営店かフランチャイズ店かを判断するには「古物商」を見るだけでわかります。
店内レジ近くに掲示されている青いプレートの「古物商」の表記にブックオフ・コーポレションと書いてあれば直営店、それ以外の場合はフランチャイズ店と判断できます。
 
 
2、単行本以外を仕入れるようにする 
 
単品管理しているジャンルは単行本が中心なので、単行本以外の新書や文庫、コミック、雑誌、児童書などを中心に仕入れるように仕入れの対象をシフトすることも考えてもいいでしょう。
 
 
この『単品管理』は古くはコンビニのセブンイレブンが導入しています。
 
数多くの新商品を販売するコンビニでは「売れる商品」「売れ残る商品」を販売データから読み取ることで売上の向上、商品回転率の向上を実現してきました。これをブックオフでも導入し始めました。
 
すべての店舗で『単品管理』が導入されるまで時間がかかると思いますので、今のうちから対策をとるようにしましょう。 
 
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。